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とある小さなボクシングジムの会長と
場末の居酒屋で酒を酌み交わした。
知り合いのジムでは世界チャンピオンを
だしている。しかし、彼にはそんな大きな
夢よりも、まず、かつて彼がゲットした
東日本新人王を輩出することが目標だ。
そんな彼とももう10年来の付き合いだが
未だ目標を達成していない。
毎年、「チャンピオン」にあこがれた少年
たちが地方から上京してくる。しかし、そ
の多くが都会の誘惑に負け、会長はその
尻拭いで忙しい。
よくあるストーリーだ。
だから、実際テレビドラマにもなった。
彼は言う。「強くなるやつはどんなやつか
わかっている。早熟なやつだ。」と。
彼は酔いに任せて言葉を解説した。
「要は、天性じゃない。目標に対して
自己コントロールできる、精神的に
おとなになったやつだ。」
これは、経験上、中学受験生にそのまま
あてはまる。
しかし、彼の言葉を新中学3年生に
送りたい。
(生まれ変わったらボクサー)
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