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先日のこと。
出勤しようと靴に
足を入れたところ、
右の足先に
違和感を覚えた。
何かがつま先に
触れている。
ボロい靴を
履いているため
足先内部の
ほつれた繊維が
接しているの
だろうと
思いながら
構わず数歩進むも
違和感は
増すばかり。
何かが
動いている。
靴を脱ぎ、
水平状態のそれを
垂直に手に持ち、
かかとの部分を
軽く床に打ち付け、
足を入れる部分を
下に向けると、
あいつが
転がり出てきた。
人類から
最も嫌われている
あの昆虫。
ホモサピエンスが
英知を結集して
殲滅しようと
しているあの虫。
朝から陰鬱な
気分になった
私をよそに、
そいつは
軽快な足取りで
去って行った。
(oh, my G.)
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